ユニリーバCEOがロシアからの撤退を説明

rt.com
英国の消費財大手ユニリーバは、ウクライナ紛争とは関係なく、西側の制裁とロシアの対応に起因する問題により、ロシアからの撤退を決定したとCEOのハイン・シューマッハー氏がBloombergに語った。ユニリーバはロシアから資金を移動する際に困難を経験し、企業の業績のレビューとブランドの管理方法に関する問題も抱えていたという。シューマッハー氏は、「我々がそのコントロールを取り戻す近い将来の展望を見出せなかったため、撤退の決定に至った」と述べた。ユニリーバはロシアからの撤退を完了し、全ての事業を香水、化粧品、家庭用品の国内メーカーであるArnest Groupに売却した。ユニリーバはロシアに4つの工場と約3,000人の従業員を抱えており、ネスレ、ペプシコ、モンデリーズと共にロシアで事業を継続していた数少ない消費財多国籍企業の1つであった。