伊勢崎市の家族3人死亡事故 トラック運転手が前の会社でも飲酒トラブル
ANNnewsCH
群馬県伊勢崎市で親子3人が死亡した交通事故で、危険運転致死罪に問われたトラック運転手の鈴木五郎被告が、過去に勤務していた運送会社でも飲酒トラブルで退職していたことが明らかになりました。
事故当時、鈴木被告は別の運送会社に勤務していましたが、出勤時の検査でアルコールが検出されることが5回以上確認されていたと関係者が証言しています。事故当日も、会社での検査では問題なかったものの、警察による検査では基準値以上のアルコールが検出されており、事故直後に飲酒していた可能性が高いとされています。
事故では、2歳の塚越みゆき君と父親の博さん、祖父の正弘さんの3人が命を奪われました。遺族は、鈴木被告に対する厳罰を求めて、8万3千人以上の署名を前橋地検に提出しています。
前橋地裁は先月、鈴木被告の罪名を危険運転致死罪に変更することを認めており、今後の裁判で審理されることになります。