ギリシャ離島サントリーニ島、観光客急増で住民生活に深刻な影響

ギリシャの離島サントリーニ島は、世界一美しいと言われる夕日が有名な観光地です。この小さな島の人口は約2万人ですが、昨年は約340万人もの観光客が訪れたと報告されています。

オーバーツーリズムの影響で、島のインフラが老朽化し、住宅価格も高騰しているため、住民の生活水準が下がっているのが現状です。村長は当局に対し、クルーズ船で島を訪れる観光客の上限を現在の半数以下に制限するよう求めています。

観光客の急増により、島の住民は深刻な影響を受けており、単純に言えば来訪者が20倍にも増えたためだと話しています。観光客の増加に伴うインフラの負担や住宅価格高騰など、島の住民生活に深刻な影響が出ている事態となっています。