バレーボール大会でトランスジェンダー選手を巡る論争
zerohedge.com
ボイシー州立大学とワイオミング大学のバレーボールチームが、トランスジェンダー選手を擁するサンノゼ州立大学との試合を棄権した。
サンノゼ州立大学のブレア・フレミングは、チームの主力選手の1人だが、生まれた時は男性だったことが明らかになっている。この状況に反発したボイシー州立大学とワイオミング大学は、フレミングがプレーするサンノゼ州立大学との試合を棄権することを決めた。
ワイオミング大学は当初、試合に出場すると発表していたが、州議会議員らが学長と体育部長に手紙を送ったことで、最終的に棄権を決めた。
この問題をめぐっては、元ケンタッキー大学のスイマーであるライリー・ゲインズが、女子スポーツへの男性の参加に反対する運動を率いている。フレミングのスパイクが時速80マイル(約130km)に達するなど、男女の体格差が問題視されている。
サンノゼ州立大学のブルック・スラッサー選手も、NCAAを提訴し、トランスジェンダー選手の参加が女子選手の権利を侵害していると主張している。